上越子育て情報コラム /2026.01.21
大きな地震や災害が起きるたびに、「備えなきゃ」と思いつつ、つい後回しになってしまいがちな防災対策。
3つのステップで防災バッグを用意してみましょう。
ステップ1【0次の備え】外出先での「もしも」を支える
~外出先で被災した際、無事に帰宅するための備え~
育児中はただでさえ荷物が多いもの。防災専用のバッグを新たに用意するよりも、「いつものお出かけバッグ(マザーズバッグ)」に少しだけ防災要素をプラスするのがコツです。
- モバイルバッテリー:スマホは情報収集と連絡の命綱
- ホイッスル: 建物に閉じ込められた際のSOS用
- 連絡メモ(紙):スマホが使えないときのため、親の名前や電話番号を紙で
- 個包装のお菓子:子どもの不安を和らげる心のお守り
ステップ2【1次の備え】命を守って逃げる「非常持ち出し袋」
~避難場所へ移動し、最初の1日をしのぐための備え~
鉄則は「両手をあけること」。リュック型を選び、重さは無理なく背負える範囲。男性は10~15kg、女性は6~10kgが目安に。
- 液体ミルクと使い捨て哺乳瓶:お湯が不要、調乳の手間もなし
- 母子手帳の控え:原本でなく、写真やコピーでもOK
- おむつと防臭袋: 避難所ではゴミを捨てられないため、強力な防臭袋は必須アイテム
- お気に入りのおもちゃ1点:音の出ないもの。ぬいぐるみや絵本、折り紙などがおすすめ
- 風呂敷:荷物をまとめる、簡易的な抱っこ補助、寒さよけや目隠しなど1枚で何役も
ステップ3【2次の備え】自宅で踏ん張る「備蓄ストック」
~ライフライン停止時に1週間程度を自宅で過ごすための備え~
自宅で使うものをひとまとめにして備えておくイメージ。バッグ等に入れておくと必要な時にさっと持ち出せます。普段使っているものを多めにストックする「ローリングストック」を活用しましょう。
- カセットコンロとガスボンベ: 暖かい食事は心の安定につながります
- レトルト・フリーズドライ食品: 子どもが食べ慣れているものを中心に
- 簡易トイレや凝固剤:水が流せない状況に備えて
- おしりふき:断水時の身体拭きや汚れ落としに使える万能アイテム
わが家に合った備えを
こどもの年齢や生活スタイルによって、必要な備えは家庭ごとに違います。まずは、今できることから一つずつ。本記事では、特に乳幼児家庭が意識しておきたいポイントを中心にご紹介しました。一般的な防災リストも参考にしながら、わが家に合った備えを始めてみませんか。
編集者プロフィール
下村篤子
認定NPO法人マミーズ・ネット副理事長。防災士(上越市防災士会所属、新潟県防災リーダー)、ちょっぴり鉄子。電車に乗ってどこまでもどこまでも行ってみたい。
