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赤ちゃんが喜ぶ話し方「マザリーズ」

上越子育て情報コラム /2025.11.19

生まれたばかりの赤ちゃんは極度の近視で目がよく見えていないのは知られていることですが、聴覚はすでに大人と同じだといいます。おなかの中にいるときからママやパパの声を聴いているそうで、生まれてすぐからおなかの中で聞きなれた声の持ち主であるパパやママが優しく語りかけてくれるのをとても喜びます。

赤ちゃんたちは、特に「マザリーズ」と呼ばれている語りかけ方が大好きです。
それは決して特別なものではないのです。

「マザリーズ」の特徴

マザリーズとは、赤ちゃんをあやすときに自然に出てくる、優しくゆっくりとした声のかけ方で、以下の特徴があります。

  • 声がいつもよりやや高いトーンで話す
  • 抑揚を大きめにつけて話す
  • ゆっくりと話す

「〇〇なんでちゅ」といったような大人が子どもの話し方を誇張してまねたような話し方、いわゆる「赤ちゃん言葉」とは違います。

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「マザリーズ」の効果

普通の話しかけより「マザリーズ」の話かけは赤ちゃんの興味をひきやすく、関心をもって聞いてくれます。結果として、おとなの言葉に興味を持ち真似しやすくなり、赤ちゃんの言語発達に良い影響があります。またマザリーズを使って赤ちゃんと接すると赤ちゃんとのコミュニケーションがとりやすくなり、お互いの気持ちが通じやすく、親にとっての育てやすさにもつながります。

「マザリーズ」はパパママ共通のもの

名前が「マザリーズ」であるため、ママにしかできないのと思われるかもですが、男女に関係なくできるものです。赤ちゃんへの効果も同じです。パパの中にも自然に使っている人が多くいます。けれども身近で赤ちゃんを育てる様子を見る経験がなかったりすると、男女関係に関係なく、わからないかもしれません。その場合は、こどもセンターなどで、先輩ママパパたちの様子を見てみたり、スタッフに質問してみるといいかもしれません。

「マザリーズ」と、歌や絵本の読み聞かせ

赤ちゃんに歌を歌ったり、絵本を読み聞かせたりするときに、マザリーズの特徴を意識して普段よりちょっとたっぷり目にイントネーションをつけてみてください。普段より赤ちゃんが喜んでくれます。歌や音楽はマザリースと親和性が高いので効果を感じやすいですし、できているか自信がない!といった場合は練習にもなります。

赤ちゃんはパパやママの優しい声が大好きです。たくさん話しかけてください。何をお話していいかわからないという場合は、赤ちゃんの今の様子を赤ちゃんに実況中継。「あんよをバタバタしてるね」「パパのお顔を見てるんだね」やさしく伝えるだけでよいです。

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編集者プロフィール

中條美奈子

認定NPO法人マミーズ・ネット理事長。子育てひろば全国連絡協議会理事。子育て支援歴は30年以上。現在は、子育て支援者の人材育成や講演、コンサルティング等で全国を飛び回って活動しています。